東京新聞・言いたい放談  王様は裸だ (2013・9・25)

メディア

王様は裸だ

東京新聞 「言いたい放談」
2013年9月25日(水) 朝刊放送芸能面に掲載

 

目下、福島で新作映画の撮影を続けている。毎日、旅館で地元の新聞を広げる。十四日の福島民報の見出しにこうあった。

「汚染水制御できず」「トラブル続き 首相発言とは程遠く」福島民報に限ったことではない、日本中のほとんど全てのメディアが安倍首相の「汚染水はコントロールできている」発言に苦言を呈したのではないか。

これが「うそ」だと、日本中のみならず世界中が知っているが、だからと言ってオリンピックが東京で開催される決定が覆される訳ではない。こんな状況をどう捉えたらいいのか。オリンピックに使うお金があっても、福島の被災者に使うお金がないのか、とか、これでいっそう風化が加速する、などの声が聞こえてくる。

人間、誰でもうそをつくときがあるだろう。しかし、これは一国の首相が公の場でついたうそであり、前代未聞だ。これにあきらめの空気が広がっている。その空気に身を委ねれば、裸の王様を担ぐ行列の一員となる。行列の外から、王様は裸だと指摘し続けたい。福島の人たちは悔しいはずだ。もちろんオリンピックそのものをネガティブに捉えている訳ではない。国民を守る、その基本ができていないのにオリンピックや原発を海外に売ろうとする姿勢が恥ずかしく、悔しい。それはもちろん、福島の人に限った気持ちではないはずだ。

(映像作家)

 

BU9W60YCYAEV8ma次回は10月2日(水)に掲載予定です。

どうぞお楽しみに!

10月12日(土)板橋母親大会記念講演:「いま内部被ばくを考える」 ~未来ある子どもたちのために~

イベント

板橋母親大会でも、鎌仲ひとみ監督が記念講演をさせていただきます!
ぜひ、お誘いあわせ、ご参加ください!

第55回板橋母親大会
http://sea.ap.teacup.com/itakyouso/708.html
日時:2013年10月12日(土)13:30
場所:板橋区立グリーンホール1階

第1部:職場・地域からの報告
第2部:記念公演&あじさいコーラス

記念講演:「いま内部被ばくを考える」 ~未来ある子どもたちのために~
お話:鎌仲ひとみさん
http://kamanaka.com/

《プロフィール》
映像作家。
早稲田大学卒業後、現場でドキュメンタリー制作を学ぶ。カナダ・ニューヨークを経て95年帰国後、テレビ番組、映画を多数監督。イラク取材をきっかけに、核を巡る三部作「ヒバクシヤー世界の終りに」(03年)「六ヶ所村ラプソディー」(06年)「ミツバチの羽音と地球の回転」(10年)を発表。最新作は「内部被ばくを生き抜く」(12年)。制作スタイルは完全な自主制作であり、その配給も劇場に加え、市民による自主上映を展開し、その回数は国内外で合わせて3000回を超える。目下、新作を準備中。

※どなたでも参加できます。お誘い合わせていらしてください。(資料代として500円)
※日本母親大会記念品ほか、物産展・書籍展もあります。

主催:板橋母親大会実行委員会
03-3962-9673

10月12日 板橋母親大会

10月12日 板橋母親大会

 

 

9月23日(祝・月)は東京平和映画祭に、鎌仲ひとみ×堤未果さん×田中優さんが登場!

イベント

ことしで10回目を迎える「東京平和映画祭」。
9月21日(土)~23日(月・祝)に、オリンピックセンターを会場に開催されます。

http://www.peacefilm.net/Film_Festival/tpff2013.html

鎌仲ひとみ監督×堤未果さん×田中優さん
この三人のお話を一挙に聞ける場所がほかにあるでしょうか?

TPFF_2013_260

これぜーんぶ観て、聴いて、2,500円! ぜひぜひ、いますぐお申し込みを!
http://www.peacefilm.net/joinus/index.html

2013.9.23(月・祝日)/カルチャー棟大ホール

映画上映と講演
「感じる・伝える・つながる 映像の力で!」

開場 9:30 | 開演 10:00 | 終了予定 20:05
10:00 『福島へようこそ』(59分)
11:05 「鎌仲ひとみの映像&トーク」(60分)
12:05 『憲八おじさんとタマ』+監督トーク(20分)
12:25 ランチタイム(60分)
13:25 『医原死―死の医療ビジネス』(99分)
15:20 『食の未来』(90分)
16:50 堤未果氏 講演(30分)
17:35 『カンタ!ティモール』(110分)
19:35 田中優氏 講演(30分)
20:05 閉会

 

9条が大事!というメッセージを込めて、
3×3スポンサーも募集しています!
ぜひ、東京平和映画祭を支えてください!
http://www.peacefilm.net/3×3/3x3_2013.html

21日(土)のハイライトは、
あの孫崎享さん×きくちゆみさんの対談!
映画は
『あぶない憲法の話』
『ショック・ドクトリン」
『戦争案内』

22日(日)は、
映画上映と二つのワークショップ!
映画を見たら、語りたくなるもの、これもおもしろそうです!

開場 11:30 | 開演 12:00 | 終了予定 20:00
【ワークショップ1】
“原発被災の今~知って深まる理解
結んでみなぎる力”
12:00 『福島 六ヶ所 未来への伝言』(105分)
14:00 パネルトーク
15:05 小グループ討論と全体シェア会
15:50 休憩
【ワークショップ2】
“どう生きる?新しい汚染の時代を
~放射能、添加物、遺伝子組み換え食品…”
16:00 『サイエンティスト』(60分)
17:10 パネルトーク
18:40 小グループ討論と全体シェア会
20:00  終了

http://www.peacefilm.net/Film_Festival/tpff2013.htm

映画を観て、講演を聴いて、学びの秋にしましょう!

 

 

東京新聞・いいたい放談 「風立ちぬ」を見て (2013・9・11)

メディア

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「風立ちぬ」を見て  東京新聞 2013年9月11日(水) 朝刊 放送芸能面に掲載

宮崎駿監督が引退宣言をしたが、その最後の作品になるかもしれない 「風立ちぬ」を見た。

ユーラシア大陸のはしっこの、その先に浮かぶ小さな島国、日本とい う国で一九三〇年代に生きていた人間の存在感を感じた。同時に感動し たのは、その絵づくりの細部、つまりディテールである。

震災のシーンが圧巻なのだが、名もなき庶民がうごめき、見ている側は、その一人一人の人生を思ってしまうし、丁寧に描かれた畳の目地まで見入ってしまう。

この作品を完成させるためにスタッフはどれだけ仕事をしたことだろう。圧倒的なディテールに支えられながら、骨太のメッセージを差し出す。そのメッセージについては映画館で見て考えていただくとして、これだけの作品に携われたスタッフの方たちは幸福だな、と感じた。

映画は一瞬にして見る側の前を通り過ぎていく。当たり前のことだ。しかしそこには膨大な量の仕事が横たわっている。この映画の主人公である戦闘機の設計者、堀越二郎もまた仕事に打ち込んだ人であり、この映画のスタッフの方と通じるものがあるだろう。

その人の仕事が評価されるには時代との相性もあるはずだ。だとすれば時代とは何か、私達は時代とどう関われるのか、いろいろなことを考えさせられた。               (映像作家)

 

次回の掲載は、9月25日水曜日です。

どうぞお楽しみに!

 

 

9月22日(日) 千葉県母親大会で鎌仲ひとみ監督が記念講演!

イベント

<千葉県松戸市周辺のみなさま!>
9月22日日曜日、松戸市で行われる千葉県母親大会で
鎌仲ひとみ監督が記念講演をさせていただきます!

第56回 千葉県母親大会in松戸

2013年9月22日(日) 10:00~16:30
会場 松戸市民会館    会員券 1,000円

10:00~ 映画「日本国憲法」上映
13:15~ 全体会

14:00~ 記念講演 鎌仲ひとみさん(映画監督)
「原発の今と 私たちのくらし -子どもたちの未来のために-」

連絡先:千葉県母親大会実行委員会
TEL 043-273-3844

※男性も、独身者も、千葉県民でなくても歓迎だそうですので、是非ご参加ください!

千葉県母親大会

千葉県母親大会

わわ新聞 10号 一面にコラム掲載「小さな声を聞く旅」

メディア

 

カノン撮影チーム@ベラルーシ

カノン撮影チーム@ベラルーシ

 

■わわ新聞 10号

http://wawa.or.jp/wawapaper/

 

岩手県、宮城県、福島県にて、隔月に発行されているフリーのニュースペーパー。

今回の特集は「3.11 復興とメディア」と題して、震災後に作られた映画や

東北各地で立ち上がった、個性ある様々な「フリーペーパー」を紹介しています。

鎌仲ひとみ監督は、第一面に「小さな声を聞く旅」というコラムを掲載。

今年7月のベラルーシ取材の思い出などを語っています。

 

わわ新聞を発行している「わわプロジェクト」によると

「東北では『私』のことを『わ』と発音する。

多くの『わ』が大きな『わ=街』をつくりあげる事を願い

『わわ』プロジェクトと名付けられました。」

とのことです。

その名のとおり、新聞発行以外にも、東北を中心とする東日本の

様々なプロジェクトを応援できる仕組みを紹介しています。

 

新聞はWEBでPDF版も配布中。是非ご覧ください♪

9/6(金)13:00~「ミツバチの羽音と地球の回転」@渋谷アップリンク上映

イベント

 

田ノ浦からみた祝島

 

明日は、渋谷アップリンクでの特集上映最終日。

トリを飾りますのは「ミツバチの羽音と地球の回転」です。

 

是非この機会に会場に足をお運びください!

 

■日時:9月6日(金) 13:00~

 

■会場:渋谷アップリンク

〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル2階
tel. 03-6825-5503 factory@uplink.co.jp

http://www.uplink.co.jp/info/map/

■チケット:当日1200円

 

★「ミツバチの羽音と地球の回転」あらすじ

ここで生きていく決意が世界を動かす

瀬戸内海祝島では自給自足的な暮らしが営まれ、漁師やおばちゃんたちがきれいな海を守りたいと28年間も原発建設に反対してきた。島で一番若い働き手、孝くんはエネルギーの自給もしたいと望んでいる。
しかし、圧倒的な経済力と権力が原発建設を推進し続けている。一方、北欧のスウェーデンでは脱石油・脱原発建設を決め、着実にエネルギーを自給エネルギーへとシフトし、持続可能な社会作りが進んでいる。

どうしたら、未来のエネルギーを自分たちの手で選択し、作り出せるのか。私たちと同じ普通の人々の感性と思いが国を超えて交差し、新しいビジョンを描き出す。未来を持たずに、今、未来を作り出す現場がここにある。自然と共振し、エネルギーを生み出すミツバチのような人々の羽音が聞こえてくる。

【ミツバチの羽音と地球の回転】フランス語版ホームページができました

お知らせ

 

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原発大国フランスで、是非「ミツバチの羽音と地球の回転」を観て欲しい!

と、熱心にフランスでの上映を応援してくださっている現地のボランティアスタッフさんとその仲間たちの手で

フランス向け専用の「ミツバチの羽音と地球の回転」サイトができました。

 

★こちらをクリック ⇒Comme l’abeille qui fait tourner la Terre

 

フランス語の全くわからない私には書いてあることは何ひとつわからないのですが(TT)

 

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上映の予定

これまでの上映の記録

どんな風にフランスで紹介されたか

フランス販売用の簡易DVD(フランス語版)の購入方法

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といった内容がこのサイトにまとまっているそうです。

是非、フランスに在住の方やフランス語が分かる方に観ていただきたいですね♪

9月7日・8日は「山水人」で語り合いましょう!

イベント

鎌仲ひとみ監督、この週末は、 滋賀県朽木の祭 「山水人(やまうと)」に参加します!

7日土曜日午後の中嶌哲演さん〔小浜・明通寺住職〕、守田敏也〔フリージャーナリスト〕さんたちとの座談会
夜には「カマレポ」を中心とした最新映像をご紹介。
8日日曜日もトークに参加する予定です。

「山水人2013」  http://yamauto.jp/

古来、わたしたちは山々に住み、
生きとし生けるものはそこから湧き出る水により恩恵を受け、
自然と共に生きてきました。

しかしここ百年程の短い間に人間は自然を破壊し汚染し共生の術を見失ってしまいました。
そして今、山を守り水を浄化しすべての生態系を維持し
後世に繋いでいく事が必要とされているのではないでしょうか。

ここ『朽木針畑郷・生杉』は、地元の方々が先祖代々森や水を守り続けてこられた神聖な場所であり、
またその上流に広がる生杉ブナ原生林は、近畿千四百万人の飲み水をまかなう
琵琶湖の最も重要な水源地となっています。
自然を愛する仲間たちの集いとして始まった山水人も今年で八年目となりました。
今年もこの地で、これから必要とされる様々な生活の知恵をシェアし、自然から学び育み、
そして助け合いながら時間を共有し、本当の意味での生き方を模索していきたいと考えています。

さあ今年も「笑い 踊り 学び 語り明かそう!」

____________

9月7日 土曜日

わくせい stage
START 13:00
座談会
中嶌哲演〔小浜・明通寺住職〕
守田敏也〔フリージャーナリスト〕
鎌仲ひとみ〔映画監督〕
廣海緑朗〔Nonベクレル食堂〕
西野ひかる〔夢のちからプロジェクト・若狭〕


「カマレポ」など、最新映像の上映

9月8日 日曜日
わくせい stage START 13:00

13:00~ライブ&トーク
鎌仲ひとみ〔映画監督〕
ジェロニモレーベル
井上卓
シャバジー
他…

出演者
http://yamauto.jp/artist2013.html
チケット
http://yamauto.jp/ticket2013.html
アクセス
http://yamauto.jp/access2013.html

 

9月11日(水) 最新作「小さき声のカノン」についての情報をたっぷり!@スペースたんぽぽ

イベント

┏┓
┗■ 9/11鎌仲ひとみ監督が語る-現在撮影中の最新作-
|  『小さき声のカノンー選択する人々〔仮題〕』
└──── いろりばた会議

「ミツバチの羽音と地球の回転」「六ヶ所村ラプソディー」など、核の問題を
取り扱った数々のドキュメンタリー映画を世に送り出してきた鎌仲ひとみ監督。
現在、2014年秋公開予定の新作映画「小さき声のカノン-選択する人々(仮題)
」を製作中です。
この作品は、東電の原発事故をただ嘆くばかりではなく、果敢に動き出したお
母さんたちの姿を追い、ベラルーシと日本との国境を越えた子供たちを守る女性
たちの活動を記録したものです。
今回は、この映画の舞台裏や動画メルマガ・カマレポについてなど、製作過程
を語っていただきます。
監督の新作が待ち遠しいみなさん、ぜひご参加下さい!

日 時:9月11日(水)18:30開場 19時開演 21時まで
会 場:スペースたんぽぽ(ダイナミックビル4F)
お 話:鎌仲ひとみさん
参加費:1000円
主 催:いろりばた会議
連絡先:東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎内
TEL:03-3238-9035 FAX 03-3238-0797

 

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